目覚ましがなる。
AM8時。
今日はいつもより少し早く起きて、英単語ターゲット必ず覚えておきたい動詞240語を覚えようなどと、何だかやる気に満ち溢れていた。
その後、10時半からの授業に出ようなどと考えていたから不思議である。
もしそんなカツオがいたら、波平が泣いて喜び、サザエが赤飯を炊き、ワカメがわかめ酒をしてくれるに違いない。
テレビを何気なくつけると、そこに現るは小倉さんの姿。
小倉さんを見たのはいつぶりのことだろうか。
何だかすごく老けた気がする。
最後に小倉さんを見たときは、まだコリン星出身と言っていたような。
AM10時。
目が覚めると、あまたつが手を振っていた。
授業に出られなかっただけではなく、英単語ターゲットはまだNO6のeducate。
「教育する」という日本語が何だか切なく見えた。
しかし、まだ絶望するのは早い。
まだ犀(さい)は投げられてはいない。
3限の授業には全然間に合うからだ。
余裕の勝利。
余裕で昨晩に洗濯した洗濯物を干す。
余裕ゆえに、小鳥のさえずりが気持ちいい。
このまま「落ち葉を踏んで歩いたね♪」とか「並木の銀杏も鮮やかにいつかも夕日が映し出したね♪」とか言いながら、想いでの溢れる学校に余裕で駆けぬけたい。
すると、余裕のあるジャージのポケットから何かが落ちた。
余裕で、ボトッという音がした。
余裕のないiPodのどざえもん姿だった。
余裕で動かなかった。
泣きながらドライヤーを使ったのは人生で初めてかもしれない。
「死んじゃやだよ・・・」とか言いながら、長澤まさみあたりがほろりと流した涙が、山Pあたりの頬に当たって「んっ・・・」とか言いながら、「何泣いてんだよ」とか言って、むくっと起き上がって。
「もう、心配したんだから!」とか言って、長澤まさみあたりが山Pに抱きつきながら、山Pあたりが「・・・ごめん」とか言ったりして。
そういうの、僕とiPodの間でもないかなって思いながら泣いた。
でも、涙の塩分が逆にiPodにはよくなかったのか。
PM1時。
3限の開始時刻。
iPod、被害者宅にて死亡確認。
犀(さい)は投げられた。
小堺的(ごきげんよう的)な意味で。
どざえもんになっちゃうなんて…(´;ω;`)
でも、保証期間とかあるんじゃないですか(´・ω・`)?